「蛍光生体イメージ」領域ホームページをお訪ねくださり、ありがとうございます。
2008年度のノーベル賞に象徴されるように、緑色蛍光蛋白の発見は生物学に大きな変革をもたらしました。
そして今も、日々、様々な光学的特性をもつ蛍光蛋白が出現し、新しい動作原理の蛍光分子プローブが開発され、細胞周期や情報伝達分子の活性状態など、これまで生化学的にしか知ることのできなかった分子や細胞の機能情報が可視化できるようになりつつあります。
本研究領域では、この進展著しい蛍光生体イメージング技術に基づき、動物が「生きたまま」の状態で、リンパ節や血管を含む「深部組織に光を照らし」、細胞周期や分子活性などの「機能情報を可視化」します。
そして、この時間・空間・機能の多次元イメージング技術を駆使し、様々な生命現象や病態の解明に新しい視点から挑戦します。
領域内では蛍光バイオセンサー開発や顕微鏡観察技術に実績のある研究者と、異なった研究分野で生命現象や病態の解明を目指してきた新進気鋭の研究者とが一致協力し、生命の神秘に新たな光を照らします。
百聞は一見に如かずです。本研究領域の研究内容の動画をご覧になって、あなたもこのヴィヴィッドライフサイエンスの世界を実感してください。