Entrance Exam入試情報

在学生の声

在学生の声

進学を決めた理由:
生命科学研究科受験の動機は?

京都大学以外からの進学者

私は学部時代も生命科学系の研究を行っていました。しかし、もし学部卒で就職してしまうと研究職に就くのは難しいですし、学部のたった1年で研究が終わってしまいます。それでは今まで学んできたことがもったいないと感じ進学を決めました。
進学にあたりいくつかの大学院を見てまわったのですが、生命科学研究科は、研究設備や学生のモチベーションが他の大学より優れていることが魅力的に思えました。また、本研究科は独立した研究科で私と同様に外部から進学してくる学生が多いので、環境になじみやすいのではないかと感じ、進学を決めました。

他のことに興味がなく、生物だけはとりあえず好きで、面白いと思っていたことが主な理由。その中でも特に細胞内の様々なメカニズムやDNAに興味が湧いたので、大学院を受験することに決めました。生命科学研究科を選んだ理由は行きたいと思ったラボの先生に、受けなさいと言われたからです。

研究者を目指していたので、大学院進学を決めました。
自分のいた大学(関東の国立大学)では、自分のやりたい分野の研究が満足にできる設備が整っていなかったのと、研究者になろうという意欲のある仲間が周囲にいなかったので、他大学の院を受けることにしました。

京都大学からの進学者

多くの人がおっしゃるように、理系として入学したからには院に行くのは当然と考えていました。さらに深く遺伝子の勉強をしたく思いながら、大学院を探していたところ、生命科学研究科には農、医、理、他大学の院生などがいて、とても開かれた、活発な研究科だと知りました。そこで面白そうな研究室を見つけたので進学を決意しました。

私は、学部に入学した頃から大学院修士課程への進学は心に決めていたのですが、博士後期課程への進学には悩むところがありました。研究者として仕事をするには、最低スキルとして修士課程を修めていることは必須と考えていましたが、一研究員ではく、自分が中心となって研究を進めていける研究者を目指すには、博士後期課程へ進むべきではないかという思いがありました。一方で、修士課程を終えて就職したとしても、一人前の研究者になる道が閉ざされるわけではないという考えもありました。大学院という研究の場は魅力的ではあったのですが、ほとんどの同期生が博士後期課程へ進学しないという状況の中で、やっていけるかという不安を強く感じていました。
このような悩みを解決できないまま、私は4月に行われる生命科学研究科の入試説明会へ参加しました。当時は、他研究科への進学を考えていたのですが、生命科学研究科のカリキュラムなども知りたいと思い、何気なしに会場に向かいました。その説明会で、生命科学研究科が大学院生の教育に力を注いでいるということを知り、複数指導教員制度や研究科シンポジウムなどに強く興味を持ちました。生命科学研究科は、学生が世界に通用する一人前の研究者に成長するための支援を充分に用意していると感じ、大学院修士課程そして博士後期課程への進学を決意しました。

とりあえず関西から離れたくなかったので受験候補に入れた。また、京大の他の研究科、阪大、奈良先端大等も受験候補に考えていたため、生命科学研究科でなければいけない理由はなかった。結果的に現在のラボを選んだ理由は、他に受験した研究室に比べて現在所属している研究室の方が、就職実績がよかったため。

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入試に向けて行ったこと:
試験に備えて、どのような準備をしたか?

専門に関してはEssential細胞生物学(南江堂)を熟読し、その内容をほぼ完全に把握した後に、足りないと思われる部分についてMolecular Biology of THE CELLを教科書として勉強しました。英語に関しては大学入試で使用したテキストで標準単語を復習するとともに、Molecular Biology of THE CELL(英語版)を輪読して専門分野の単語を抑えました。また私の研究室は植物を扱っていますので、植物生理学についても教科書を用いて勉強しました。

英語のReadingですが、学部時代を通じて英語の長文を読む機会が多くあったので、試験に備えてとりたてて特別な準備は行いませんでした。専門的な話題に対応できるようにjournalを数本読み、過去問を解いたぐらいです。 Writingは、大学受験の際の参考書を使って勉強しました。専門科目はまず「Essential 細胞生物学」(南江堂)をマスターしました。知らなかったことやあやふやだったことは全てノートにまとめて、そのノートを繰り返し勉強しました。その後過去問に取り組んで出題傾向を読み取り、その分野のみ「THE CELL 細胞の分子生物学」(ニュートンプレス)で知識を深めました。

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受験する人へのアドバイス

研究内容も重要なのだが、個人的には教授もしくはラボのスタッフとの相性がより大事に感じる。研究者の卵としては、気軽に相談・議論できる先輩研究者がそばにいるとより安心して研究生活に打ち込めると思う。という訳で、研究室訪問は真面目に取り組んだ方がよい。

まずは、研究室訪問です。どんな環境でどんな人たちがいるのか、研究室の雰囲気を直接感じてみましょう。研究、入試、進学後の生活などなんでも、不安や疑問を正直にぶつけましょう。問題解決と同時に、その応対で、自分がそこでやっていけるか、なんとなくでもつかめるでしょう。さらに、ボス(指導教員)の同席していないところで、研究室の人から本音を引き出すというのも試してはいかがでしょう。

研究室はもし自分が所属したら1日の大半を過ごす場所になります。やっている研究内容はもちろん大事ですが、それ以外にも研究室の雰囲気が自分に合ったものか自分の目で確認する必要があると思います。興味がある研究室にはぜひ行ってみて、スタッフの先生や先輩と話をしてどんな研究室なのかを体感して欲しいと思います。大学院生の研究はもちろん大変なこともありますが楽しく研究できる機会であると思います。自分が何をしたいのかよく考えて、悔いの残らない研究室選びをしてください。

いくつかの研究室を訪問し、相対的に比較する事は大事だが、ある程度の直感も大事だと思う。先の事は考えず、その時に面白く感じ、やりたいことをやる方が結果的によかったと感じている。直感といっても、なぜその研究室を選ぶのか、を真剣に考えるべきだとは思う。動機をはっきりできれば必然的に受験対策にもやる気がでるはず。

大学院は就活みたいなものだと思います。「研究内容」と「人」を基準に、どのラボがよいかを様々な面から判断してください。指導教員や研究室メンバーの雰囲気と自分が会うかどうかがとても大事だと思います。ホームページだけで判断すると間違いやすいと思いますので、ぜひ積極的にコンタクトを取ってください。入試はそんなに難しくないと思いますが、生物学を幅広く見る数少ないチャンスだと思いますので、これを機に復習することは大切なことだと思います。生物学の基本もそんなに難しくないですから、生物学出身以外の方も、生命の神秘が気になったら受験してほしいと思います。京大以外から来る人も多くいますので、取り組みたい内容が生命科学研究科にあれば、ぜひトライしてください。

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講義や研究室ゼミなどはどのようなものなのか、それらについてどう思っていますか?

講義:最先端の内容を知る事ができ、新たな知識や考え方を得る事ができる。
研究室ゼミ:研究内容についての議論だけでなく、発表方法などの能力を高める上でも成長できる。成果よりも過程や議論を大事にしている。

講義:2週間または3週間単位の集中講義で、週に一度終日授業の日をおく形式。多くの場合、神経生物学、免疫生物学など、特定の分野についての リレー講義、研究科外から講師を招くセミナーに近い形式の場合もあり、様々な 研究について話を聞けるのは魅力。専門外の分野の生物学にふれる機会は授業くらいなのでむしろ貴重 かもしれない
研究室ゼミ:各自の研究の進展を報告するProgress Report、論文紹介をするJournal Clubがそれぞれ持ち回りで行われる。私の研究室は比較的小人数なため、PRの回ってくる頻度も高く(1月半に1回程度)、節目ごとに実験結果や課題点をまとめる機会としてペースメーカー的にとらえている。

講義は一日にまとまっていて都合がいいといえばいいけれど、火曜日なので月曜日にできることが限られて困る。内容は、面白く各分野の最先端の先生の話が聞けるので勉強になる。ゼミは、週一回で研究成果発表と論文紹介を隔週で行っている。どちらもレベルが高く、ついていくのが結構大変。

研究室ゼミは非常に良い勉強となり、専門知識だけでなく、発表の仕方や、論文を読む際におさえるべき点など、多くのことを学べている。一方講義は、企画する教員によってかなり質がばらつき、一概には評価できない。

講義は、週1で終日受ける感じです。すべての科目に出なくてもM1のうちに無理せず卒業単位を揃えることができます。自分とは分野の異なる授業も多いですが、その道の第一線で活躍されている先生のお話が伺えるのは、とても楽しいものです。
研究室ゼミは、私の所属する研究室の場合、全て英語です。だいたいプログレスレポートだと1月半~2月に1度まわってきて、1回あたり1時間程度おこないます。ジャーナル紹介は、学生が自分1人なので、毎週やります。初めは、大変でしたが、直になれました。

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研究室での日常生活

午前10時頃に研究室に来て、午後8時~10時頃に帰宅。食事は手の空いた時間に各自自由にとっている。実験に費やす時間は日によって異なるが、平均5~6時間程度だと思う。

私はちょっと遅めですが朝9時半から10時くらいに研究室に来ます。まずは今日自分が行う実験や観察の予定を立て、そのあと培養している植物の様子を見に行きます。お昼はコンビニか生協などで弁当を同期や後輩たちと買いにいき12時半くらいからスタッフの先生方も含め、みんなで研究室に隣接しているラウンジでご飯を食べます。そのあと休憩も含めながら8時過ぎまで実験したりデータの解析を行ったり、論文を引いたりしています。9時くらいになるとお酒を飲みに行きます。

金銭面での理由もあり、奈良から通っています。通学時間が2時間かかってしまうので、ラッシュを避けるためにも出来るだけ朝早くに家をでて実験に取りかかり、夜は早めに帰宅することを心掛けています。具体的にはだいたい朝5時半起床し、7時半研究室に着きます。昼食や夕食は食堂で済ませ大体夜7時くらいに研究を終え、夜9時頃時宅に着き、眠ります。研究室には月曜日から土曜日に行き、基本的に日曜日は休息日としています。

どのように一日を過ごすのか、一日何時間ぐらい研究に費やすかは、研究の流れによって日々変わります。ほぼ一日ずっと実験を行っている日もあれば、結果をまとめたり論文を読んだりとデスクワークが多い日もあります。だいたいは朝9時からスタートで、途中昼食で30~60分ほど研究室を出ます。その後実験を再開し、20~21時くらいに実験に目処をつけてその日の内容を実験ノートにまとめて帰宅するというふうに過ごしています。

朝9:30に来て、18:00には帰るようにしている。毎週月曜日にその週にする実験の計画を大まかに立て、それに従って一日だいたい6時間ほどの実験と2時間ほどのデスクワーク(データ処理や調べごとetc)を行っている。

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京都での生活について

京都では生活に必要なものは自転車で行ける範囲でそろえることができるので、学生にとってはよい町なのではないかと思う。ただ、夏の暑さと冬の寒さはかなり厳しく、なれるまでつらい。

京都での生活の最も良い点は日本の四季を感じることができることです。とくに春の桜や秋の紅葉は目を奪われる美しさです(観光客も多いですが)。ただし盆地の気候なので夏は非常に暑く、冬は非常に寒いのが厳しいところです。また主要な交通手段は自転車になると思うので、ぜひ購入することをおすすめします。

京大付近は学生街なので、何をするにも便利だと思います。家賃がいくぶんか高いかもしれません。自転車でたいていどこまでもいけるので、活発な人にもオススメです。夜遅くなっても、一人で帰れます。バイトだったりサークルだったり飲み会だったりと、いろいろ誘惑が多いのが悩みでしょうか。

よい点:京都では四季の移り変わりを存分に楽しむことができます。春は花見、葵祭、夏は大文字、祇園祭、秋は紅葉、時代祭り、冬は花灯路など、他にも数え切れないほどおすすめできる季節ならではの楽しみがあります。特に、今年四月の入学式の日に見た琵琶湖疏水沿いの桜の美しさは格別でした。
困る点:冬は寒いです。あと、京大付近は家賃が高い物件が多いので、このあたりに下宿するとお金がかかります。

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