古本強元助教、畑信吾元准教授、泉井桂名誉教授らの研究成果が、英科学誌「Nature」に掲載されました。

植物葉緑体のピルビン酸トランスポーターの同定

古本強 元生命科学研究科助教 (現広島大学理学研究科准教授)、畑信吾 同元准教授 (現名古屋大学農学研究科教授)、泉井桂 同元教授 (京都大学名誉教授、現近畿大学先端技術総合研究所客員教授)らの研究グループは、世界ではじめて、植物の葉緑体やその他の色素体の包膜に存在するピルビン酸輸送体のタンパク質分子とその遺伝子の同定に成功し、その機能を解析しました。この分子はC4植物の光合成的炭酸同化経路の構成因子であるばかりでなく、すべての植物において葉緑体のピルビン酸代謝に関与していると考えられ、今後植物の光合成の増強や有用物質の生産などに役立つことが期待されます。
なお、本研究は、京都大学において手がかりが得られたのち、主として広島大学において古本強准教授のグループによって最終的に完成されたものです。

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本研究成果は、8月25日発行の英科学誌「ネイチャー(Nature)」で発表されました。

http://links.ealert.nature.com/ctt?kn=34&ms=MzY5NjM1ODcS1&r=MjA1NzcwNjM4OAS2&b=2&j=MTEwMjMwNTYxS0&mt=1&rt=0

【論文情報】 (題名) A plastidial sodium-dependent pyruvate transporter (色素体のナトリウム依存性ピルビン酸輸送体). (著者) Furumoto T, Yamaguchi T, Ohshima-Ichie Y, Nakamura M, Tsuchida-Iwata Y, Shimamura M, Ohnishi J, Hata S, Gowik U, Westhoff P, Br?utigam A, Weber AP, Izui K.. (誌名など) Nature. 2011, 476: 472-475.