HOME > セミナーについて

実行委員長挨拶

 来る2011年3月7〜9日に第9回国際学生セミナーを開催いたします。第9回国際学生セミナーは生命科学研究科、ウイルス研究所、薬学研究科の若手研究者を主体に、様々な国の優れた若手研究者(学生やポスドク)を招へいし、分野や国を超えて交流を深める国際セミナーです。
 本セミナーの狙いは参加者の皆さんが英語でのプレゼンテーションや国内外の若手研究者やPIとの交流を通して、自身の研究討論力、英語でのコミュニケーション力を高めることで、新しい知見や交友関係を築いていただくことです。特に今年度はBreakthrough -Expand Your Horizons-のスローガンをもとに、参加者の皆さんが自身の殻を破って、英語での討論、交流にチャレンジし、研究者としての能力を高めることを最大の目的としています。そのため学生主体の実行委員は、国際学生セミナーを通して皆さんにとって多くの”Breakthrough”が起こるように様々な企画を準備しました。ぜひ積極的に参加し、様々なチャンスをつかんでいただきたいと思います。
このセミナーを通して得られた生命科学研究の現在そして未来に対する考察や築かれた交友関係が参加者の今後の研究人生、キャリアや生命科学研究の発展に大きく寄与することを期待しています。

主催する学生を代表して

第9回国際学生セミナー実行委員長  吉原栄治



過去のセミナーについて

 第1回セミナーでは、2001年度ノーベル生理学賞受賞者であるPaul Nurse博士(現ロックフェラー大学総長)をお招きし、2003年8月に開催されました。第2回セミナーでは、Fritz Melchers博士(元バーゼル免疫学研究所所長)をお招きし、非常に意義深い講演をいただきました。第3回セミナーより、本学生命科学研究科・ウィルス研究所所属の大学院生が英語で研究発表を行い、国内外の著名な研究者に審査していただくという現行と同じセミナー形式となりました。以降、本セミナーは生命科学の分野を超えた情報交換、経験の共有、交友関係の構築の場として、所属大学院生にとっては欠かすことのできないものとなっています。また、第4回、第5回セミナーでは海外から総勢34人の若手研究者を招待し、分野だけでなく国や文化を超えた交流を図り、また第7回セミナーより共催に本学薬学研究科を迎えるなど、より一層実りあるセミナーへと進化を遂げています。