講演タイトル
「言語コミュニケーションの脳内機構解明に向けての準備」 ポスター🔗
講演者
安部 健太郎 博士(東北大学 大学院生命科学研究科 脳機能発達分野 教授)
開催日時・場所
2025年2月27日(木) 17:35~18:35
京都大学 先端科学研究棟1階 大セミナー室
要旨
ことばの脳内処理機構の解明は科学に残されたフロンティアの1つである。我々は、言語および非言語コミュニケーションを可能にする脳内機構の解明を目指し、ヒトのことばに類似して音声シーケンスを用いてコミュニケーションを取得する鳥類動物モデルを用いて研究を進めている。この目的のため、我々は、鳴禽類音声即時翻訳システム(SAIBS)、ヴァーチャル情報提示システム(FinchVR)、鳴禽類注意定量システム(MCFBM)、双方向性テレコミュニケーションシステム(FinchZoom)、鳴禽類音声言語AI(FinchGPT)、鳴禽類アバターシステム(FinchTuber)を開発してきた。これらの技術を使用することで我々がこれまでに明らかにしたこと、明らかにしつつあること、今後明らかにすることを紹介し、議論の肴としたい。
連絡先
脳機能発達再生制御学分野 今吉格(Itaru IMAYOSHI)
内線19-4983