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委員長のあいさつ

 来る2010年3月3〜6日(セミナー3・4日、交流会5・6日)に開催いたします、第8回国際学生セミナーは、"assemble, interact, progress" のスローガンのもとに、海外の研究機関で活躍する若手研究者(大学院生・ポスドク)を招聘し、生命科学研究科・ウィルス研究所・薬学研究科の若手研究者と共に集う国際セミナーです。
 本セミナーの狙いは、参加者の皆さんが日々研鑽・推進している研究を英語でプレゼンテーションし、海外や他分野の研究者と意見を戦わすことを通して、自らの研究を広い視野から考察し、新たな知見を得ることです。また一方で、懇親会や一泊二日で開かれる交流会を通して、参加者同士の新たな交友関係を築くことも大事な目的です。
 昨今の情勢を鑑みましても、科学技術を推進する研究者としての存在意義を、今後世界に向けてより積極的に発信していかなければならないことは明らかです。本セミナーでの経験が参加者の方々にとって、生命科学研究の国際ネットワークや社会を牽引し第一線で活躍するための、端緒となることを期待いたします。

主催する学生を代表して

第8回国際学生セミナー実行委員長  樫田俊一



過去のセミナーについて

 第1回セミナーでは、2001年度ノーベル生理学賞受賞者であるPaul Nurse博士(現ロックフェラー大学総長)をお招きし、2003年8月に開催されました。第2回セミナーでは、Fritz Melchers博士(元バーゼル免疫学研究所所長)をお招きし、非常に意義深い講演をいただきました。第3回セミナーより、本学生命科学研究科・ウィルス研究所所属の大学院生が英語で研究発表を行い、国内外の著名な研究者に審査していただくという現行と同じセミナー形式となりました。以降、本セミナーは生命科学の分野を超えた情報交換、経験の共有、交友関係の構築の場として、所属大学院生にとっては欠かすことのできないものとなっています。また、第4回、第5回セミナーでは海外から総勢34人の若手研究者を招待し、分野だけでなく国や文化を超えた交流を図り、また第7回セミナーより共催に本学薬学研究科を迎えるなど、より一層実りあるセミナーへと進化を遂げています。