お知らせ

第23回生命科学研究科シンポジウム報告

 2022年7月7日と8日の両日に亘って開催された第23回生命科学研究科シンポジウムの世話人代表を務めましたので、開催報告を致します。開催方式は昨年度に倣ってハイブリッド形式とし、Zoomを用いた稲盛ホールからのライブ配信としました。参加は事前登録制とし、延べ97名( 1 日目46名・ 2 日目51名)の現地参加と、延 べ654名( 1 日目324名・ 2 日目330名)のオンライン参加がありました。総数は延べ751名で昨年度と同等でした。講演は生命科学研究科(協力講座を含む)に所属する計45名の教員に依頼し、高次生命科学専攻からは15名の教授が、統合生命科学専攻からは30名の准教授および助教(特定・特任教員を含む)が発表を行いました。プログラムは両日とも3~4名ずつから構成される7セッションに区分し、2日目の最後の2セッションは英語による発表としました。講演者が多数であるために限られた発表時間となりましたが、未発表データを含む講演やメッセージ性のある講演を行って下さった先生方に感謝を申し上げます。また、各セッションの進行を仕切ってくださいました座長の先生方にも感謝を申し上げます。

 情報交換会も昨年通りSpatialChatを活用したオンライン開催としましたが、こちらの参加者数は昨年に比べると減少しました。オンラインツールによる対話は、このようなシステムが開発された当初は物珍しさもあって多くの方に利用されていましたが、やはり対面でのコミュニケーションで得られる満足感には及ばないためかも知れません。次年度の交流会がどのような形式で行われるかは未だ分かりませんが、要検討課題かと思います。

 多くの方が3回目のCOVID-19ワクチン接種を受け、少しずつ行動制限が緩和されつつありましたが、振り返ってみるとシンポジウム開催日は第7波の始まりと重なっておりました。そのような状況下で無事にシンポジウムを終えることが出来ましたことを感謝すると共に、事前準備と当日進行に多大なるご尽力を下さいました事務室と研究室の皆様にお礼を申し上げます。

2022年7月20日 片山 高嶺(世話人)