令和6年12月2日に、百周年時計台記念館 百周年記念ホールにおいて、記念シンポジウム・式典を開催し、学内外の関係者・学生ら約330名が出席しました。
夕刻からは同記念館 国際交流ホールにて祝賀会を開催しました。

記念シンポジウムの第1部では、研究科にて博士号を取得された修了生4名に講演いただきました。
第2部では、名誉教授2名、現役教授2名に講演いただきました。
研究科修了生のご講演からは、修了後の研究の発展ぶりに象徴される成長された姿から、大学院生時代に研究者としての礎を築くべく指導された先達の先生方の努力の成果が改めて思われ、名誉教授の先生方からの研究科の歴史のご紹介と温かい励ましのお言葉は、現役教員一同が身の引き締まる思いで伺いました。

《記念シンポジウム講演者》
◆第1部◆
久保郁 先生（理化学研究所脳神経科学研究センター チームリーダー）
岡本一男 先生（金沢大学がん進展制御研究所 教授）
本城咲季子 先生（筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 助教）
安部健太郎 先生（東北大学大学院生命科学研究科 教授）

◆第2部◆
佐藤文彦名誉教授（公益財団法人サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所 所長）
柳田充弘名誉教授（沖縄科学技術大学院大学 名誉教授）
今吉格 教授
片山高嶺 教授

記念式典では、井垣達吏研究科長が「25年のあゆみ」と題して25年間のトピックスを振り返り、上村匡附属生命情報解析教育センター長が2023年4月に設置された同センターの概要説明を行いました。締め括りには、生命科学研究科でも教授職をお勤めになられたご経歴のある湊 長博 総長から、元身内としてご自身の言葉で研究科の発足時の出来事を振り返りつつ温かい祝辞をいただきました。

夕刻からの祝賀会では、岩井一宏理事、石川冬木学術研究展開センター長より励ましを込めた祝辞が贈られました。
続いて、名誉教授の先生方（熊谷英彦名誉教授、泉井桂名誉教授、竹市雅俊名誉教授、山本憲二名誉教授、米原伸名誉教授、垣塚彰名誉教授）より、研究科在籍時のエピソードを交え、会場からも何度も笑いを誘うような楽しく温かいスピーチの数々をいただきました。
学内外の関係者、学生も交えて、創立25周年を祝うとともに、記念シンポジウムの内容等を踏まえた活発な学術交流があり、盛会のうちに幕を閉じました。

記念シンポジウムでの集合写真

祝賀会での集合写真