• 生命科学研究科シンポジウム
  • 現地開催

第21回 生命科学研究科シンポジウム報告

2019/7/4(木)〜2019/7/5(金)
  • 終了しました

統合生命科学専攻 細胞認識学分野
上村 匡

毎年7 月上旬に開催される生命科学研究科シンポジウムは、生命科学研究科での最新の研究成果を公開の場で発表すると共に、大学院生・職員・教員を問わず研究科メンバーが交流する貴重な場を提供しつつ、21 回目に至りました。2019 年7 月4 日と5 日に、それぞれ244 名の方々が参加下さり、今回もホットなデータと議論が飛び交いました。

プログラムを作成するにあたり、生命科学研究科が、従来の学問分野の枠組みの中で語られていた生命現象を、ボーダーレスに研究するために設立された研究科であることを改めて思い返しました。
この学際性こそが生命科学研究科のアイデンティティーであり、研究科シンポジウムはそのシンボルの一つです。
そこで、動物、植物、微生物、ウイルスなどの研究材料は問わず、対象とする生命現象の共通項を拾って各セッションの演者を選定しました。
また、例年プログラムはタイトにならざるを得ず、ともすれば議論を深めることが困難でした。
そこで、今回は初めての試みとして、初日の夕刻にポスターセッションを設けたところ、計14 題のポスターの前で議論が延々と続きました。
さらに、座長を異なる分野に所属する准教授と助教のペアにお願いしたところ、溌剌と座を仕切っていただきました。二日間合わせて10 セッション、計44 演題の口頭発表が終了し、その後に開催された交流会でも、所属を問わず皆様に懇親を深めていただきました。
一方で、複数の課題も残りました。その一つは、ポスターセッションのような新しい試みを加えた分、事務室、特に総務掛の皆様のご負担が増えたことです。

最後になりましたが、開催に向けて奔走してくれた研究室メンバーや、ご支援をいただいた生命科学研究科の教職員の皆様に心より御礼申し上げます。

 

ポスター、プログラム

ポスター

プログラム