• 生命科学研究科シンポジウム
  • 現地開催

第19回 生命科学研究科シンポジウム報告

2017/7/6(木)〜2017/7/7(金)
  • 終了しました

統合生命科学専攻 全能性統御機構学分野
佐藤 文彦

2017 年7 月6、7 日の二日間、第19 回生命科学研究科シンポジウムが芝蘭会館稲盛ホールにて開催されました。
初日277 名、2 日目219 名、総数延べ496 名という過去5 年間で最高の参加者数でした。

シンポジウムでは、「見ることは知ること(Imaging opens new world)」、「細胞とDNA、染色体、核(DNA, chromosome, nucleus and cell)」、「植物と生きる(Plants and photosynthesis)」、「Amgen session I/II : Frontier in life science I/II」、「細胞の運命決定(Developmental Biology(I Cell Fate))」、「神経細胞と脳(Developmental Biology I(I Nerve cells and Brain))」、「栄養と健康、行動、生態系(Nutrition, Health, Behavior, Ecology)」、「感染と防御応答(Infection and Defense responses)」、「がん研究と臨床応用(Cancer research and clinical application)」の各セッションに分かれて、生命科学研究科に所属する教員40 名(連携講座を含む)が最新の研究成果を発表しました。高次生命科学専攻からは研究室主宰の教授が、統合生命科学専攻からは若手教員が研究発表しました。それぞれ、質疑応答3 分間を含んで、20 分間、あるいは、15 分間という短い発表時間でしたが、各発表とも要領よく、また分かりやすくまとめられており、ほぼ時間通りの進行でした。また、本年もアムジェン奨学生22 名を招いた英語セッションを設けました。40 演題中28 演題が日本語、12 演題が英語で発表されるとともに、専攻・講座の枠をできるだけ超えた組合せにより、例年以上に活発な質疑応答・交流が行われたとおもっております。
また、初日の夕刻からは、200 名以上の参加による活発な交流会が開催されました。交流会の参加費は、教員の寄付によっており、参加者が多いのは嬉しい反面、運営は厳しく、悩みの種でもあります。交流をより親密にするために、参加者に名札をつけてもらうとともに、参加費の寄付を募る試みを今年度から始めました。こうした試みによって、次年度以降の運営経費が少しでも補えるようになると幸いと思います。最後になりましたが、シンポジウムをご支援いただきました教員ならびに事務職員の皆様に心よりお礼を申し上げます。

 

ポスター、プログラム

ポスター

プログラム