• SUMMER SCHOOL & SPRING SCHOOL
  • 現地開催

Spring School 2024

2024/3/4(月)〜2024/3/22(金)
  • 終了しました

来たれ、未来のノーベル賞科学者!!

「早い段階で研究に触れ、将来のビジョンを形成しやすくする」ことを目的としたラボ体験イベントを開催いたします。
研究経験がなくても大丈夫!あなたの興味ある研究室で、先生と相談しながら一人ひとりにあった活動内容を決定します。

  • 研究にちょっと興味があるあなた!!
  • 生命科学に関心をもっているあなた!!
  • 本気でノーベル賞を目指したいあなた!!

春休みに生命科学研究科で「研究の魅力」を是非体験してみませんか?

 

<概要>

◆対象者

京都大学の学部1~3回生(学部不問)

◆開催期間

2024年3月4日(月)~ 3月22日(金)

※実際の活動日程・時間は各配属先と調整可能です。

例年サークルやアルバイト等と両立しながら参加している学生も多くいます!

開催期間の詳細
日程 内容
2024年3月4日(月) 初日ガイダンス
2024年3月4日(月)~ 3月21日(木) 研究活動期間
2024年3月22日(金) 最終日プログラム(修了式・情報交換会)

Spring School 2024 ポスター

◆参加研究室

分野名をクリックすると各研究室のHPに飛びます。

細胞認識学 上村 匡 教授 A,Bいずれかのコースに参加していただきます:

(Aコース)ショウジョウバエ幼虫の痛覚逃避行動をモデルに、その神経調節機構の解明を目指してカルシウムイメージングや逃避行動の自動解析などを体験します。

(Bコース)ショウジョウバエ近縁種群やその共生微生物を用いて栄養環境への適応や生物種間相互作用の研究を行っており、関連する実験を体験できます。

(受け入れ予定人数:6名まで/活動時間の目安:応相談)

微生物細胞機構学 山野 隆志 准教授 「緑の酵母」とも呼ばれるモデル緑藻クラミドモナスを用いて、地球上の約1/3のCO2固定に寄与する相分離オルガネラの様々な謎を解き明かします。分子細胞生物学実験を通して、光合成生物が秘める驚くべき力を地球環境の未来にどのように活かすかを一緒に考えましょう。

(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)

生態進化学 東樹 宏和 教授 野外調査(フィールドワーク)で生物や環境サンプルを採集し、次世代DNAシーケンシングや顕微鏡観察で生物種の多様性や生物種同士の共生・寄生関係を分析します。バイオインフォマティクスや統計分析等、データサイエンスの体験もできます。菌根菌や昆虫・魚類に共生する微生物の他、幅広い生物に対応可能です(分析したい生物があればご相談ください)。

(受け入れ予定人数:3名程度/活動時間の目安:応相談)

神経発生学 見學 美根子 教授 マウス脳発生過程(皮質形成と神経回路形成)におけるニューロン分化のダイナミクスと分子機構を解析するための最新の顕微鏡技術や分子解剖学的手法を学ぶ。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)
細胞動態生化学 鈴木 淳 教授 細胞の恒常性制御・並びにその破綻による疾患に関して自身のプロジェクトを持ち研究を行います。実験デザイン、実際の実験、ディスカッション、研究室でのプレゼン(英語)を通して研究を体験します。楽しんで下さい。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)
微細構造ウイルス学 野田 岳志 教授 自分の手でインフルエンザウイルスを人工合成してもらいます。合成したウイルスの増殖能の解析や電子顕微鏡を用いた微細構造解析、抗体による感染中和試験などを通じて、ウイルス研究の基礎を学びましょう!
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:10時~17時(応相談))
分子動態生理学 渡邊 直樹 教授 無制限の多重染色が可能な超解像顕微鏡IRISを応用した診断装置の開発、細胞内蛍光単分子動態可視化による細胞シグナルの極性形成のいずれかの課題について、実験的アプローチを体験していただきます。
(受け入れ予定人数:2名程度まで/活動時間の目安:応相談)
生体システム学 木村 郁夫 教授 遺伝子改変マウスを用いて、食や栄養あるいは性ステロイドホルモンが関係する肥満などのエネルギー代謝関連現象の研究を行っています。詳細は研究室HPを見てください。
http://www.biosystem.lif.kyoto-u.ac.jp/
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)
システム機能学 井垣 達吏 教授 ショウジョウバエをモデル生物として用い、がんの発 生メカニズムやその制御機構(細胞競合)に関する解 析を行います。モザイク解析、免疫組織染色、顕微鏡観 察、画像解析などの実験を体験します。実験結果につ いてディスカッションを行い、解釈・考察を行います。
(受け入れ予定人数:3名まで/活動時間の目安:10:00~17:00の間(応相談))
染色体継承機能学 CARLTON, Peter 准教授 線虫(C. elegans)を培養、減数分裂前期に染色体と結合するタンパク質を免疫染色で可視化し、顕微鏡で3次元画像を撮り、解析することが体験できる。

(受け入れ予定人数:1名/活動時間の目安:9:30~17:00)

脳機能発達再生制御学 今吉 格 教授 脳神経系の発生や回路研究に必要な実験を体験して頂きます。

1. 神経幹細胞の培養と、ニューロンやグリア細胞への分化誘導実験。

2. マウス成体脳組織の解析。脳サンプリング、切片作製、抗体染色、蛍光顕微鏡撮影など。

3. 恐怖条件付け課題、もしくは、空間記憶学習課題など、マウスの認知機能評価のための行動実験やデータ解析。

(受け入れ予定人数:4名まで/活動時間の目安:応相談)

ゲノム損傷応答学 安原 崇哲 教授 細胞が種々のストレスに対してどのように応答し、恒常性を保っているのかを分子レベルで明らかにします。分子生物学、細胞生物学の基本的な手法によって、実際にどのようにして実験を進めていくのかを体験できます。

(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)

生体動態制御学 朝長 啓造 教授 ヒトや動物に感染するRNA ウイルスを中心に複製機構や病原性の解析を行っています。また、ウイルスの人工組換え技術を利用した遺伝子細胞治療用の新規ウイルスベクターの開発研究を進めています。Spring Schoolでは、培養細胞や分子生物学的手法を用いたウイルス研究の基礎を学んでもらいます。

(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談)

<参加申込>

◆申し込みにあたり注意事項

・参加にあたり学研災(学生教育研究災害傷害保険)・付帯賠責(学研災付帯賠償責任保険)へ加入していることが条件となります。(保険の詳細についてはこちら
・新型コロナウイルスの感染再拡大等、不測の事態が生じた場合は、状況によっては開催方法を変更または開催を中止する場合があります。
・活動スケジュールは配属先研究室と調整していただきますが、参加できない日程が複数ある場合には、事前に参加を希望する研究室にメールで相談していただくことをおすすめします。
・配属の決定については、志望動機等を総合的に考慮して決定いたします。申込人数によっては希望に添えない場合がありますのでご了承ください。

 

◆申し込みフォーム ※応募を締め切りました。沢山のご応募ありがとうございました!

お申込みはこちら

参考

 

問い合わせ先

京都大学大学院 生命科学研究科教務掛
MAIL: 150kyomu*adm.lif.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)