統合生命科学専攻

微生物細胞機構学

研究概要

研究内容

私たちは光合成微生物を主な研究材料に用いて、エネルギー・食品・環境・医療などの分野に貢献する生命機能の原理を、分子細胞遺伝学・植物生理学・バイオイメージング・ゲノム科学等の先端技術により解明しようとしています。 具体的には、「効率的な光合成を支えるCO2濃縮機構、液-液相分離する光合成オルガネラの構築の制御機構、CO2・光・窒素などの環境変化に応答した遺伝子発現制御機構、DYRKファミリータンパク質によるシグナル伝達機構、光合成生物の比較ゲノム解析、ゲノム編集や遺伝子導入などの遺伝子工学を用いた有用物質・バイオ燃料生産」といった、基礎と応用の両方を見据えた幅広い研究テーマに取り組んでいます。

主な研究項目

  • 藻類の効率的な光合成能を支えるCO2濃縮機構の分子基盤の解明とその応用
  • 液-液相分離する光合成オルガネラの創発・消失・継承の分子機構の解明とその応用
  • CO2・窒素・光を含む環境センシングによる遺伝子発現制御ネットワークの解明
  • 細胞の生存や生殖に関わるタンパク質リン酸化等のシグナル伝達機構の解明
  • 緑藻クラミドモナスのゲノム情報とゲノムリソースの整備と利用

メンバー

山野 隆志准教授

tyamano*lif.kyoto-u.ac.jp 教員情報

辻 敬典助教

tsuji.yoshinori.7a*kyoto-u.ac.jp 教員情報
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アクセス

吉田キャンパス 北部構内 農学・生命科学研究棟

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