統合生命科学専攻

共生・共進化機構学

研究概要

研究内容

プロバイオティクスとは「適切な量を摂取した時に宿主に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義され、主にビフィズス菌や乳酸菌が食品・医薬品として世界中で活用されています。ビフィズス菌は1500万年以上もの長きに亘り、ヒト科動物と共に進化を遂げてきたことが示唆されていますが、私たちはその中でもヒトの腸管に特徴的に生息する種を「ヒト常在性ビフィズス菌Human-Residential Bifidobacteria、HRB」と命名しました。HRBがヒトの健康にとって極めて重要な役割を担っていることを示す証拠はこれまで多く蓄積されています。しかしながらビフィズス菌のプロバイオティクス効果の作用機序には不明な点が残されています。これは本分野における研究の多くがヒト(宿主側)を起点とした内容(臨床試験による機能性評価など)であり、プロバイオティクス側を起点とした研究(細菌側の研究)が十分行われてこなかったためと考えられます。本講座では、この課題解決に向けプロバイオティクス側からの研究を推進し、特にHRBとヒトとの共生・共進化の分子メカニズム解明を行います。

主な研究項目


ビフィズス菌の生態分布の違い(HRBとnon-HRB)

  • ビフィズス菌および腸内細菌とヒトとの共生・共進化機構の解明
  • プロバイオティクスによる保健効果の分子機序の解明と社会実装に向けた技術開発

メンバー

阪中 幹祥特定准教授

sakanaka.mikiyasu.5e@kyoto-u.ac.jp 教員情報

清水(肖)金忠客員教授

shimizu.kanetada.3c@kyoto-u.ac.jp 教員情報

小田巻 俊孝客員准教授

odamaki.toshitaka.0z@kyoto-u.ac.jp 教員情報
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アクセス

吉田キャンパス 北部構内 農学・生命科学研究棟

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