統合生命科学専攻

老化感染制御学

研究概要

研究内容

老化および感染のメカニズム、制御方法について、線虫C. elegansやマウスをモデル生物として用いて研究しています。例えば、特定の腸内細菌が老化マーカーの発現を遅らせ、健康寿命を延伸することなどを明らかにしています。細菌は同一種であっても、病原性を発揮するものから有益なものまで実に多様な菌株集団であり、それらの違いを明らかにすることで、宿主との相互作用の包括的な理解を目指します。老化と密接に関わるミトコンドリア品質管理やエピジェネティクスなどのメカニズムに着目した、健康寿命延伸のための手法開発も行っています。ぜひ私たちと一緒に研究してみませんか?

主な研究項目

  • 老化を制御する手法の開発やメカニズム解明
  • ミトコンドリアやエピジェネティック修飾に着目した可視化技術開発
  • 食品因子やプロバイオティクスによる抗感染作用や宿主抵抗性向上に関する研究
  • 腸内細菌による宿主炎症抑制のメカニズム解明
  • 皮膚や腸の常在微生物叢と宿主の相互作用に関する研究

メンバー

中台(鹿毛) 枝里子教授

nakadai*infront.kyoto-u.ac.jp
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アクセス

吉田キャンパス 病院西構内 医生物学研究所2号館

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