研究概要
研究内容
多細胞生物は細胞同士が接着することで組織を構築し、その機能を維持しています。体の最外層に位置する皮膚や消化管などの上皮組織は、損傷や感染・炎症、浸透圧変化などのストレスに晒されますが、細胞間接着は制御・修復され、個体の恒常性を維持します。当研究室では、我々が独自に同定したタイトジャンクションの形成誘導活性をもつ新規生理活性ペプチドを軸に、多細胞生物の上皮組織における細胞間接着の制御機構の解明に取り組んでいます。これにより多細胞生物の構築/維持/修復機構の理解を目指します。また、炎症やがん、老化など細胞間接着の破綻による様々な疾患の制御と創薬開発を目指します。
主な研究項目
- 細胞間接着の誘導・制御機構
- 細胞間接着の制御による悪性がんの制圧
- 上皮細胞におけるストレス応答の解明
- 腸管バリア機能を起点とした個体老化の理解
メンバー
小田 裕香子教授 |
oda.yukako.6r*kyoto-u.ac.jp 教員情報 |
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小川 慶悟特定助教 |
ogawa.keigo.8h*kyoto-u.ac.jp 教員情報 |
- @マークを*に置き換えておりますのでご注意ください
アクセス
吉田キャンパス 医学部構内 先端科学研究棟