- SUMMER SCHOOL & SPRING SCHOOL
- 現地開催
Summer School 2024
- 終了しました
来たれ、未来のノーベル賞科学者!!
「早い段階で研究に触れ、将来のビジョンを形成しやすくする」ことを目的としたラボ体験イベントを開催いたします。
研究経験がなくても大丈夫!あなたの興味ある研究室で、先生と相談しながら一人ひとりにあった活動内容を決定します。
- 研究にちょっと興味があるあなた!!
- 生命科学に関心をもっているあなた!!
- 本気でノーベル賞を目指したいあなた!!
夏休みに生命科学研究科で「研究の魅力」を是非体験してみませんか?
<概要>
◆対象者
京都大学の学部1~3回生(学部不問)
◆開催期間
2024年9月2日(月)~ 9月20日(金)
※実際の活動日程・時間は各配属先と調整可能です。
例年サークルやアルバイト等と両立しながら参加している学生も多くいます!
開催期間の詳細
日程 | 内容 |
---|---|
2024年9月2日(月) | 初日ガイダンス |
2024年9月2日(月)~ 9月19日(木) | 研究活動期間 |
2024年9月20日(金) | 最終日プログラム(修了式・情報交換会) |
◆参加研究室
分野名をクリックすると各研究室のHPに飛びます。
細胞周期学 | 青木 一洋 教授 |
細胞の増殖や癌化などに関わる細胞内シグナル伝達系を蛍光タイムラプス顕微鏡で可視化し、画像解析により情報を抽出するという一連の流れを体験していただきます。また得られた結果について、研究室のみなさんと一緒に議論し、研究活動に触れていただければと思います。
(受け入れ予定人数:2名まで/活動時間の目安:応相談) |
---|---|---|
細胞認識学 | 上村 匡 教授 |
キイロショウジョウバエやその近縁種、共生微生物を用いて、捕食回避行動の環境適応機構や栄養への適応機構に関する解析を行います。神経活動の記録と解析、免疫組織染色、顕微鏡観察、画像解析等の実験を体験していただきます。
(受け入れ予定人数:4名まで/活動時間の目安:10:00~17:00の間で個別に相談のうえ調整します。) |
微生物細胞機構学 | 山野 隆志 准教授 |
主に微細藻を用いて、光合成改変を目的としたゲノム編集、バイオイメージング、バイオインフォマティクスなどの生命科学研究を体験します。微細藻が秘める驚くべき力を、地球環境の未来にどのように活かすかを一緒に考えましょう。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
分子代謝制御学 | 荒木 崇 教授 |
京大発のモデル植物ゼニゴケや、シロイヌナズナなどを用いて、植物の有性生殖に関する研究を行います。分子生物学実験と、蛍光顕微鏡等を用いた形態学・生理学などの実験を体験してもらう予定です。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:9時~18時の間) |
生態進化学 | 東樹 宏和 教授 |
野外調査(フィールドワーク)で生物や環境サンプルを採集し、次世代DNAシーケンシングや顕微鏡観察で生物種の多様性や生物種同士の共生・寄生関係を分析します。バイオインフォマティクスや統計分析等、データサイエンスの体験もできます。菌根菌や昆虫・魚類に共生する微生物の他、幅広い生物に対応可能です(分析したい生物があればご相談ください)。
(受け入れ予定人数:5名/活動時間の目安:10時~17時の間) |
細胞動態生化学 | 鈴木 淳 教授 |
細胞の恒常性制御・並びにその破綻による疾患に関して、自身の小さいプロジェクトを持ち研究を行います。実験デザイン、実際の実験、ディスカッション、研究室でのプレゼン(英語)を通して研究を体験します。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
多元生命科学 | 谷口 雄一 教授 |
ゲノムの3次元構造を解析する技術、または細胞内のタンパク質を1分子レベルで可視化する技術の基礎を学びます。同技術に関連する基本的な生化学操作、細胞培養、データ解析の方法を体験できます。
(受け入れ予定人数:1名/活動時間の目安:応相談) |
微細構造ウイルス学 | 野田 岳志 教授 |
インフルエンザウイルスを人工合成してみませんか?合成したウイルスの増殖能の解析や、ウイルスの精製、電子顕微鏡を用いた微細構造解析、抗体による感染中和試験などを通じて、ウイルス研究の基礎を学びましょう!
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:10~17時(応相談)) |
分子動態生理学 | 渡邊 直樹 教授 |
細胞内蛍光単分子可視化を用いたメカノトランスダクションもしくは創薬の研究。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
分子病態学(小幡研究室) | 小幡 史明 准教授 |
ショウジョウバエを利用し、ミネラルやビタミン、アミノ酸などの栄養素に対する個体応答を研究しています。完全合成餌を利用した栄養操作、代謝分析、遺伝子発現・摂食行動・ストレス耐性解析などを学んで頂けます。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
生体システム学 | 木村 郁夫 教授 |
遺伝子改変マウスを用いて、食や栄養あるいは性ステロイドホルモンが関係する肥満などのエネルギー代謝関連現象の研究を行っています。詳細は研究室HPを見てください。 http://www.biosystem.lif.kyoto-u.ac.jp/ (受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
システム機能学 | 井垣 達吏 教授 |
ショウジョウバエをモデル生物として用い、がんの発生メカニズムやその制御機構(細胞競合)に関する解析を行います。モザイク解析、免疫組織染色、顕微鏡観察、画像解析などの実験を体験します。実験結果についてディスカッションを行い、解釈・考察を行います。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:10~17時の間(応相談)) |
高次生体統御学 | 小田 裕香子 教授 |
細胞間接着の制御による多細胞生物の構築・維持・修復機構に関して、培養上皮細胞やマウス上皮組織を用い、染色、顕微鏡観察、画像解析などの実験を実際に行います。得られた結果について一緒にディスカッションすることで研究を体験していただきます。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
染色体継承機能学 | CARLTON, Peter 准教授 |
線虫(C. elegans)を培養、減数分裂前期に染色体と結合するタンパク質を免疫染色で可視化し、顕微鏡で3次元画像を撮り、解析することが体験できる。
(受け入れ予定人数:3名まで/活動時間の目安:9:30 ~ 17:00) |
脳機能発達再生制御学 | 今吉 格 教授 |
脳神経系の発生や回路研究に必要な実験を体験して頂きます。
1. 神経幹細胞の培養と、ニューロンやグリア細胞への分化誘導実験。 2. マウス成体脳組織の解析。脳サンプリング、切片作製、抗体染色、蛍光顕微鏡撮影など。 3. 恐怖条件付け課題、もしくは、空間記憶学習課題など、マウスの認知機能評価のための行動実験やデータ解析。 (受け入れ予定人数:4名まで/活動時間の目安:応相談) |
ゲノム損傷応答学 | 安原 崇哲 教授 |
細胞が種々のストレスに対してどのように応答し、恒常性を保っているのかを分子レベルで明らかにします。分子生物学、細胞生物学の基本的な手法によって、実際にどのようにして実験を進めていくのかを体験できます。
(受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
生体適応力学 | 安達 泰治 教授 |
生命現象を「力」の観点から覗いてみましょう! 身体の中に生じる力(例えば圧力)は、どのような物理的メカニズムを通じて、細胞機能に影響を及ぼすのか?一緒に実験を行い、議論しましょう。 (受け入れ予定人数:1-2名/活動時間の目安:応相談) |
メカノセンシング生理学 | 野々村 恵子 教授 |
メカノセンシング感覚神経をマウスにおいて可視化する系を用いて、各自が興味をもった臓器における入力末端のパターンを顕微鏡で観察する。これに加え、その神経が臓器の機能に果たす役割について、自ら仮説を立て、今後どのような実験を組み立てれば検証可能かを考察する。
(受け入れ予定人数:4名程度/活動時間の目安:10-15時 (応相談。アルバイトなどの他の活動がある日は抜けていただいてOKです(事前に申告すること)。)) |
<参加申込>
◆申し込みにあたり注意事項
・参加にあたり学研災(学生教育研究災害傷害保険)・付帯賠責(学研災付帯賠償責任保険)へ加入していることが条件となります。(保険の詳細についてはこちら)
・新型コロナウイルスの感染再拡大等、不測の事態が生じた場合は、状況によっては開催方法を変更または開催を中止する場合があります。
・活動スケジュールは配属先研究室と調整していただきますが、参加できない日程が複数ある場合には、事前に参加を希望する研究室にメールで相談していただくことをおすすめします。
・配属の決定については、志望動機等を総合的に考慮して決定いたします。申込人数によっては希望に添えない場合がありますのでご了承ください。
◆申し込みフォーム
参考
問い合わせ先
京都大学大学院 生命科学研究科教務掛
MAIL: 150kyomu*adm.lif.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)